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Claude Code で Enter を押すと、プロンプトはどこへ行くのか?

Enter を押すと、プロンプトは 1 つのリクエストとして出ていきます。ルーターを抜け、ときには海を越えてデータセンターへ。そこでチップがモデルを動かし、答えがトークン単位で戻ってきます。48 秒の解説動画と、それをエージェントにしているループの話。

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タグ
  • ai
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  • explainer
目次
  1. 1 つのリクエスト、中身はプロンプト以上
  2. ときには海を越えて
  3. チップ、層、トークン
  4. ループこそがエージェント
  5. まとめ
  6. 出典

要点: Claude Code で Enter を押すと、プロンプトはコンテキスト(それまでの会話、指示、ツール、読み込んだファイル)と一緒に、1 つのリクエストとしてパソコンを出ていきます。HTTPS で Anthropic の API へ向かい、ときには海底ケーブルで海を越え、AI チップがモデルを動かすデータセンターに届きます。答えはトークン単位でストリーミングされて戻ってきます。その答えが、ファイルを読む、あなたのマシンでコマンドを実行する、といった依頼であることもあります。Claude Code はそれを実行し(確認するよう設定された場面では先に確認したうえで)、結果を送り返します。このループこそがエージェントです。

1 つのリクエスト、中身はプロンプト以上

Claude Code はあなたのマシンで動きます。Anthropic の言葉では、"reads your codebase, edits files, runs commands, and integrates with your development tools"(コードベースを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行し、開発ツールと連携する)ものです。Enter を押すと、Claude API(https://api.anthropic.com の RESTful API)に HTTPS でリクエストを送ります。

そのリクエストには、入力した内容以上のものが含まれます。中身はすべてモデルのコンテキストウィンドウに数えられます:"the system prompt, every message in messages (including tool results, images, and documents), and your tool definitions"(システムプロンプト、messages 内のすべてのメッセージ(ツールの結果、画像、ドキュメントを含む)、そしてツールの定義)。

ときには海を越えて

リクエストはルーターとプロバイダーを経て、インターネットを通り、モデルが動いている場所へ向かいます。大陸間なら、たいていは海底のケーブルを通ります。TeleGeography によれば、海底ケーブルは大陸間データ通信の "over 99%"(99% 以上)を担っています(衛星通信は正確には測れません)。

届く先が近くとは限りません。Anthropic の API はデフォルトで "inference may run in any available geography"(推論は利用可能などの地域でも実行されうる)としており、us を指定したときだけ米国内のインフラに限定されます。データセンターは海の向こうかもしれないのです。

チップ、層、トークン

データセンターでは、AI チップがモデルを動かします。Anthropic は Claude を "AWS Trainium, Google TPUs, and NVIDIA GPUs" で学習・運用しています。モデルは返答を 1 トークンずつ組み立てます(動画では積み重なった層として描いていますが、これはイメージで、実際のアーキテクチャではありません)。

答えは完成を待たずに届きます。ストリーミングでは、API は "incrementally … using server-sent events (SSE)"(server-sent events (SSE) で少しずつ)送るので、各トークンは書かれたそばから同じ経路で戻ってきます。

ループこそがエージェント

戻ってくるのがテキストではなく、何かをしてほしいという依頼のこともあります。ファイルを読む、コマンドを実行する。API の用語では、Claude は tool_use ブロックで返し、"your code runs the operation and sends back a tool_result"(あなたのコードがその操作を実行し、tool_result を返す)。ここでいう「あなたのコード」は、あなたのマシンで動く Claude Code です。

Claude Code は先に確認します。デフォルトの手動モードでは、Bash コマンドを実行する前(組み込みの読み取り専用コマンドを除く)と、ファイルを変更する前に確認を求めます。承認すると、あなたのマシンで実行され、その結果が次のリクエストとして送られます。タスクが終わるまで、これを何度も繰り返す。このループこそがエージェントです。

まとめ

Claude Code は、あなたのマシンと遠くのデータセンターにあるモデルとのあいだのループです。あなたのマシンで何かが動くのは、Claude Code がそれを実行したからで、確認するよう設定された場面では先に確認しています。

出典

動画はコードでアニメーションを作り(Blender でレンダリング)、台本は AI の手を借りて書きました。上の事実はすべて出典で確認しています。経路(1 つのプロバイダー、1 本のケーブル、1 つのデータセンター)、積み重なった層としてのモデル、画面上のテキストはイメージです。これは独立した解説で、Anthropic とは関係ありません。制作には Shotloop を使いました。コードで解説動画をつくり、1 ショットずつ直せる、私の無料 Mac アプリです。

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